学校長挨拶
両小野小学校では、昭和28年、小野村(現辰野町)と筑摩地村(現塩尻市)の郡境を越える組合立小学校として創立され、今年で72年目を迎えます。「たのめの里」と呼ばれる歴史ある地域にある両小野小学校は、両小野中学校や二つの保育園とともに、保小中一貫コミュニティ・スクール「両小野学園」として、「たのめの里に生き、たのめの里の未来を切り拓く力のある子どもの育成」を目標に地域とともにある学校づくりを行っています。多くの学校支援ボランティアの方々にご支援をいただき、子どもたちの安心安全を一緒に見守っていただくとともに、生活科や総合的な学習の時間に地域の良さを発見する学習を位置づけ、地域を知り、地域で遊んだり学んだりし、地域の人との交流を通して、「たのめの里」を愛する子どもの育成をめざしています。
4月4日の入学式には17名の新入生を迎え、全校児童104名、職員26名で令和6年度がスタートしました。本年度も学校教育目標を『ぽかぽかにっこり』『わくわくチャレンジ』『たのめっこ』の3つを合言葉とし、『あいさつと優しい言葉でつながる子』『自分の思いを大事に挑戦していく子』『たのめの里が好きな子』の育成を目指していきます。また、お互いの良さが認められ、安心して自分らしく振るまえる学級づくりや、「楽しい」「わかった」と子どもたちが主体的に取り組める授業づくりも行っています。児童会を中心に、6年生が先に立って下級生の見本になり、楽しい学校づくりも工夫しています。今後も保護者の皆様や地域の皆様と協働して、たのめの里の子どもたちの健やかな成長をめざして、教育活動を行っていきます。引き続きご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
令和6年4月 両小野小学校長 根橋 ほなみ